数年前、京都の祇園祭の宵山期間に、月鉾保存会で粽(ちまき) と一緒に購入。
祇園祭の数ある山鉾の一つで、鉾頭に新月型(みかづき) をいただき、天王座には月読尊をお祀りしていることから、 月鉾と呼ばれています。
月鉾には、月や水に関する装飾品が多くみられます。
鉾の屋根鬼板部分には三本足の八咫烏、破風部分は彫刻で装飾、 破風中央下は、左甚五郎作と伝わる兎の彫り物。
他にも、円山応挙作「金地彩色草花図」、 17世紀インドムガール王朝時代の「メダリオン緞通」などなど… まさに動く美術館。
山鉾があるのは四条烏丸交差点からすぐのところなので、 行きやすいのもいいですね。