ねこのこ

2021年に旅行で郡上八幡に訪れた際に購入しました。

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郡上おどりの「ねこのこ」をモチーフにした手ぬぐい。イラストと歌詞が描かれています。真ん中で対になるので、首にかけて下げると、ちょうどいいですね。

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10年ほど昔、何年間かですが、京都在住の仲間たちと弾丸郡上おどりに行っていました。
郡上おどりは、7月中旬から9月上旬にかけて開催される日本一の長い期間の盆おどり。
江戸時代、城主が士農工商の融和を図るべく、藩内の村々で踊られていた盆踊りを奨励したことに始まります。

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午後に京都を車で発ち、夕刻前に郡上八幡に到着。全員、浴衣に下駄のおどりスタイル。夜遅くまで盆踊りを楽しみ、真夜中に京都に帰着。いやー、よくやったわ。もう無理。
踊りも楽しかったけれども、郡上八幡の風情溢れる街並みがまた素晴らしくて、清流に足を浸したり鮎を食べたり、若き日の夏の思い出となりました。


郡上おどりには演目がいくつもあり、その中の一つがこの「ねこのこ」。
歌詞は色々バリエーションに富んでいるようです。


この手ぬぐいには、「猫でしやわせネズミョ捕る」といった歌詞のバリエーションかと。

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他に、
「桑もよう咲けお蚕もよかれ 若い糸引きょ頼まずに」「繭はよう立つ糸目はとれる 廻る見番色男」 
などなど、たくさんあるようです。


ちなみに私は踊りが苦手な子だったので、知ってる踊り(春駒)以外は振りが覚えられなかったので、踊りの輪から外れてお囃子さんを観に行ったり、かき氷を食べたりしていました。全部踊れる人はすごいなー。楽しそうだなと思っていました。


このような文化を持つ郡上八幡の方々が羨ましい。
いつまでも残って欲しい風流です。

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