鳥獣戯画

数年前のお休みの日、朝から京都市右京区梅ヶ畑にある古刹、 高山寺へ行きました。
なかなかの山の中にあり、お寺のすぐ近くを川が流れています。その日は雨上がりで水量はすさまじく、 ゴォォォという音が辺り一面に響いていました。
こちらの手ぬぐいは、高山寺の国宝、 石水院で買った鳥獣戯画手ぬぐい。

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高山寺といえばの鳥獣戯画

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甲巻は擬人化された動物。
乙巻は実在や、空想上の動物図譜。
丙巻は人間風俗画と動物戯画。
丁巻は人物。
鳥羽僧正覚猷の筆と伝えられていますが、実のところ作者は不詳。

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雨上がりの平日、水音を聞きながら、 他に誰もいない石水院の縁側に腰かけて、遠くの緑を見るのは、 なかなか情趣がありました。

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