祇園をどり(まりこさん)

京都には「祇園甲部」「祇園東」「宮川町」「先斗町」「上七軒」 という五花街があります。その中のひとつ、 祇園東の芸舞妓さんによる舞踊公演のことを祇園をどりと呼びます 。


15年ほど昔、公演に関わってた友人が、 お茶席券付きチケットをくれました。

会場は祇園会館(現在:よしもと祇園花月)。

初めてのことで、1人だったということもあり、 開演前のお茶席の作法はその場にいた親切な方が教えてくれました 。
椅子席が並べられたお部屋の前方に、舞妓さんと芸妓さんがいて、 お茶を点ててくれます。お茶の飲み方は特に自由かと。 和菓子が載せられている小皿は持ち帰りOK。 半紙にお皿を包みます。


友人がくれたのは指定席で、舞台の前から3列目、 ほぼど真ん中。
めちゃええ席やなと感謝しつつおどりを鑑賞。
終盤に、舞台の芸舞妓さんたちが、 自分の名前を刷った手ぬぐいを撒きます。その時に、 誰かの手にあたって私の膝の上にポーンと乗ったのがこちら。

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当時の芸妓さん、まりこさんの手ぬぐい。

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お名前の周りには装飾。

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いやー、ラッキーだったなと思い出深い1枚です。

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